暑さ寒さも彼岸までとよく言 …
アユのつかみ取り
9月といってもまだ夏です。
山口の9月といえば「エビ狩り世界選手権大会」。
山口市秋穂の砂浜に車エビを放ち1500人の老若男女がエビを求めて砂浜を掘りまくるイベント。
今年も9月7日に開催予定だったのですが、残念ながら台風の影響で早々に中止が決まりました。
来年のエビ狩りがはやくも待ち遠しい今日この頃ですが、そんな心の隙間を埋めてくれそうなイベントを何と山口市で発見。
さっそく参加してみました。
椹野川漁業協同組合主催「ふしの川漁協まつり」の一イベントである「アユのつかみ取り」。
このイベント、ルールはかんたん。いけすの中に放たれた泳いでいるアユを素手ですくい合うというもの。
はじめての参加は1チーム6人で競い合う団体戦へ。100チームほど出られるそうなので団体戦だけでも600名の参加です。
アユも6000匹以上が用意されるという盛大なイベント。
競技開始直後、いけすの中に放たれたアユは想像以上の素早い動きで大人たちを翻弄します。
アユよりはやく動ければアユは捕まえられると思っていましたが、全然無理です。
相手は水の中に生きるいわば水のプロ。
しかし狭いいけすの中、だんだんアユの動きも見きれらてきます。
こうして6人で捕まえたアユは16匹。
団体戦だったけど獲得したアユの数を特に競うでもなく、平和な雰囲気の素敵なお祭りでした。
獲れたアユは家のグリルで焼いておいしくいただきました。
山口の新たな楽しいイベントの発見でした。
*アユつかみの他にも水生生物の採取や観察をする「水辺の教室」などもあります。