朝晩がすっかり冷え、日中も …
阿武町の菊爺
先日、道の駅阿武町のリニューアルオープンの際に温水プールにて開催された”ABU WATER BOYS”の公演。
https://www.yamaguchi-rooters.com/?p=6761
その公演の写真を撮影させていただいたのが縁となり、阿武町に再度ご縁をいただくことができた。
阿武町の「菊爺」と呼ばれる木村 菊人さんが営まれている自宅兼工房へ行くことに。
大正10年(1920年)生まれの94歳。
まず驚いたのが元気なこと。
田舎のおじいちゃんが元気・・・ということを通り越して元気すぎる。
もっとも驚いたのが齢94歳にして
”プリンターを買い換えたからパソコンにインストールをせんといけんのじゃ”
という言葉だった。
え?パソコン?そしてインストール??
この上なく元気なのである。
阿武郡阿武町の老人たちで作る「福賀木目会(ふくがもくめかい)」の代表を務めつつ、さらに今なお仕事をバリバリする職人ということ。
聞けばこの工房では、阿武町産の樹齢100年以上のヒノキの大径木を用いて、さらに電動の糸ノコを自ら使って日本地図パズルを作っているという。
地元阿武町の間伐材を使って作る地元の名産品で、全国から注文が絶えないほどの人気商品である。
ピースを触らせていただいたが手触りがよく、そしてとてつもなく1ピースが分厚い。
子供や孫の誕生祝い・入学祝いなどの贈答用として購入される方が多いようだが、最近の子供は木の香りや木目の美しさを知っている子どもは少ないこと、それをこのパズルで遊びながら、日本の木材の素晴らしさを知ってもらえたらという気持ちを込める。
この分厚いピースなら子供だけじゃなく大人にも木の温かみなどが感じてもらえる代物だと思った。
・売れなければ特産品ではない
・売れる仕組みを作っていないから地域の活性化につなげられていない
このようなことをこの年齢にしても考えていることにも脱帽だ。
若者が現代の様々な便利なツールを使って広めようとしている、活性化させようとしている地域社会の原点を菊爺さんも一緒になって考えている。
実は菊爺さんと出会った日、菊爺さんと一緒に話をしたのは1時間もなかったため、菊爺さんについて詳しく書かれている素晴らしいサイトとも出会えた。
http://www.furusato-tw.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=451:2011-09-07-00-00-00&catid=32:the-roots&Itemid=33
菊爺さんのパズルが気になる方は是非下記のサイトより
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http://kumiki-nihon.appspot.com/page3.html#shopping
☆組み木・日本地図パズル
47都道府県+北方領土+竹島+尖閣諸島
価格¥7,500(桐箱入・消費税込み)
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木目会
場所:山口県阿武郡阿武町大字福田上302
木村 菊人(通称:菊爺)
http://kumiki-nihon.appspot.com/index.html
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菊爺さんにお会いできたことで、自分もまだまだストイックに、アグレッシブにいろんなことが取り組むことができるんじゃないかとパワー注入していただきました!
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