暑さ寒さも彼岸までとよく言 …
防府天満宮
山口県防府市に防府天満宮という学問の神様、菅原道真公を祀った神社で、京都の北野天満宮福岡の太宰府天満宮と共に日本三天神と称せられている天満宮があります。九州で道真公が亡くなった翌年(904)に、国司が防府に社を建立し公を祀ったと伝えられ、日本で最初の天満宮なのだそうです。そんな天満宮に初詣に行ってきました。初詣に行った日が1月5日で、お参りをしているとちょうど建設業界の仕事始めで今年1年の工事の安全を祈る「釿始式(ちょうのはじめしき)」という神事が始まりました。拝殿前の広場に置かれた長さ約4m・据え口30cmの見事なヒノキ材に、烏帽子・直垂装束の棟梁6人が、古式どおりの所作・伝法を奉納するという神事で新年早々ありがたいものを見ることができました。
釿始式に感動してHPを調べてみると翌週も行事があるそうなので再び防府天満宮へ。弓始式(ゆみはじめしき)という神事。菅原道真公が学問だけでなく武芸に秀でていたことに由来し、社殿や境内から邪気を払う ためのに行うもので最近では若者を激励する意味も込めて新成人が弓をひいているのだそうです 。女性は華やかな振袖、男性は凛とした袴姿、的もしっかりと射られ日本の将来も明るいなと感じました。ほぼ毎月何らかの行事が行われており、見物するだけでもなんかご利益がありそうです。神社めぐりも良いなあと思った2014年はじめでした。