troveの村上の投稿です …
近所のモダン
初めまして。
troveというビンテージ家具雑貨店の村上雄一と申します。
主に仕入とデザインを行っています。
私は職業柄か、単に“好き”だからか
モダンさがあるものに目を奪われます。
有名な建築や家具やグラフィックは、本などで目にする機会がありますが
ちょっと外に出て近所に目を凝らすと
意外と「モダン」潜んでいるものです。
(ここでいうモダンは1950年代から1970年代あたりの
シンプルで合理的な中に抽象的美意識が存在するものとします。)
サンルート国際ホテルのロビーにある「古都の曙」という
大きなレリーフです。
大和保男さんの作品です。
格式高い鶴をモチーフにしながら
カンディンスキーのような東欧抽象絵画のような感じがします。
因みにサンルート国際ホテル山口はtroveから歩いて2分のトコロ。
これはtroveの目の前の丘病院の看板。
1960年代のモダンムーブメント真っ只中の様相。
今回は本当に、100m以内のすごく近所で撮影しましたが
まだまだ色々ありそうです。
合理的でシンプルなものが良しとされる昨今ですが
抽象的な毒っ気あるデザインがボコボコ生まれた
1960年代前後って未来に対して真剣に夢見てて楽しい感じがします。
皆さんも、山口の隠れたモダンを見つけたら教えてくださいね。