今回の投稿に限らずブログを …
恵み
自己紹介を少々。
みなさんはじめまして。矢野真です。
長いこと山口を離れ、バーやイタリアンレストランで働いていましたが、30代の半ばを迎えた頃から「こんな自然と時間の中でもう1度暮らしてみたい。」と思うようになり、4年半前に地元に戻りバーをオープンしました。
大人になって生活してみて、こんなに食べておいしい素材、こんなに美しい景色、こんなに楽しい遊びに囲まれていたんだと改めて気付かされる日々。そんな改めて感じた山口をrootersに綴っていきたいと思います。
4年前の夏に出会った衝撃的なもの。周南市須金の“ピオーネ”
周南市の中心部から車で40分の所に13の農園からなる観光農園の須金フルーツランドがあります。
記憶の中のぶどう狩りでは矢野少年はコオロギを捕まえるのに夢中だったので間違えなく秋の行事。
今は7月の中旬からハウス栽培の“豊潤”なぶどうが収穫されます。粒が大きく瑞々しくはちきれんばかりで果汁たっぷり。甘味が強いのはもちろんで、お値段も一級品です!
このピオーネは地元の市場には出回ることはなく、お中元などの贈り物として出荷されるのだそうです。人の手で大切に育てられた至高の一粒、食べたいなら現地へ赴き自ら狩るしかないのです。
と言う事で今年もあの味を求めて夏のぶどう狩りに行って来ました。
黒ぶどうは主力商品のピオーネ。右の大きいグリーンは皮も食べられるシャインマスカット。左の小さい粒はハニーシードレス。
現在この3種類の収穫ができます。
粒が黒いほうが甘味が強いとのことで、房も立派でボリューム感のあるものを探します。
8月後半からは露地栽培のぶどう狩りが始まるとのことなのでお出かけになってみてはいかがでしょうか?
イタリア・ヴェネチアのハリーズ・バーで生まれたぶどうの果汁とスプマンテを合わせたカクテル“テッツィアーノ”
あの頃から30数年経って大地の恵みの楽しみ方が1つ増えていました。