:早朝4時。 …
時代の旅へ
年に1度、11月の2週目に開催する『萩・時代まつり』。
このまつりのメインである「萩・大名行列」は、 293年前に、萩藩主が
金谷天満宮の社殿を修復したことを契機に始まった奉納行列。
4町内あった行列も、いまや『平安古』と『古萩』の2町内のみとなっている。
僕が東京から、萩市に帰って来てほどなく、
友人の誘われて始めた『古萩備組・大名行列』。
気づけばもう10年以上続けている。
見た目を反して、体力が必要とされるこの祭り。
辞めたいと思わなかったのは、70歳をこえる爺さんが
古萩大名行列の花形『長州一本槍』をかつぐ姿に魅了されたから。
この爺さんは、口で伝えるより、動きを見せて教えるスタイル。
大名行列を始めの頃、熱心にご指導頂きました。
昨夜に行った練習で
『だいぶん、自分のカタチができたきたのぅ。』と、一言。
顔には出さないが、うれしいお言葉。
ようやく数年前、槍を引き継ぎし、現在“世話役”として古萩大名行列を支えている。
そして僕は今、『長州一本槍』と並ぶ花形、『馬印』任されて担いでいる。
せめて、この爺さんを超える年齢までは頑張りたい。。。
70歳まで、あと33年。
長い時代の旅は始まったばかりです。
2,013年
11月9日・10日 『萩 ふるさとまつり』 萩中央公園 (萩美術館・浦上記念館前)
同時開催 11月10日 『萩 時代まつり』 町内~13時・萩中央公園 (萩美術館・浦上記念館前)~16時・金谷神社まで