オートマタ作 …
はじまり/亀の買物事情-第1巻-
CAPIME coffeeの亀谷家です。
わたしたちは揺るがない亀ペースにて珈琲道を邁進しております。珈琲をただ飲むだけでなく、珈琲道具、珈琲を抽出するプロセス、そして珈琲のある生活空間、さらに欲張って珈琲に合う音楽までセレクト提案。そんな欲張りなわたしたちの日々の買い物事情「よし、連れて帰ろう!」に至ったものたちのことをここrootersのページに報告しようかなと思っています。振り返ってみると、その中にはとことん満足な買い物もラッキーな買い物も、もしかしたらあーぁと反省する買い物もあるかもしれない。自分のためにも復習と進行形で綴ってみようかな。通称;「亀の買物事情」として。
まずは第1巻、初めを飾るのは「水」。我々の珈琲喫茶でも水は重役。頼むよ、水!とも言えるほどの存在である。もちろん私生活においても。亀家の朝はまずケトルに水を入れてお湯を沸かすところからはじまる。珈琲のドリップ準備。お湯が沸くのを待つ間、珈琲道具を手元に集合させ、ドリッパーにフィルターをセットする。ぴゅうっとケトルが鳴く。熱い湯をドリップポットに移し、しばし湯を落ち着かす。適温になるまでガリガリと豆を挽きながら部屋を歩き待つ。いよいよ適温。いよいよ我が目も覚める。さぁ、ドリップのはじまり。少しお湯を注いでしばし蒸らす→点滴のようにゆっくりドリップ→しばらく「の」の字にドリップ→珈琲抽出完了。…おしまいおしまい…と、このドリップストーリー、殆ど水が登場。メインは珈琲なはずなのになぁ。(※珈琲豆の品質は絶対、笑)珈琲一杯、お水に手が抜けない。
その「水」は宇部市に在る「霜降山」の地下深くから直接採水している天然ミネラルを豊富に含んだ冷泉水。なんと硬度約9mg/Lというなかなかの珍しい超軟水である。なめらかな口当たり。水の硬さで料理や珈琲の味が大きく変わる。特に珈琲にはもってこいの御水様様。ということで、どうぞこれからもお見守り願います。さぁ、近々お迎えにいきましょう。
たかが水、されど水。拝
買物事情 第1巻 『霜降山の冷泉水』